ノマドな一日

気分転換にアルミ線を叩く

「ノマド生活」で陥りがちなのは、収入の低さに焦りが生まれることです。

「収入」ばかりに意識をフォーカスすると、再就職やアルバイト、もっと時給の良いところを探そうとし始め、「こころ」がギスギスしたり、イライラしたりしてきます。

私は、それを繰り返してきたのでよくわかります。

けれども、安定したように見える再就職も、時間が経過するにつれ、自分は組織の歯車に過ぎないということと、組織の指示に従わないと収入が途絶えてしまうのではないかという強迫観念が生まれていることに気が付きます。

それが嫌で「ノマド生活」を始めたので、そんな焦りに負けないようにしています。
「ノマド生活」で、こうした焦りが出てきたとき、私は何かを作ることに没頭します。
そうすることで精神的に落ち着くことが出来ます。

完成したものはメルカリやヤフオクに出品してしまえば、一石二鳥です。

今回は、切り出したアルミ線からオリジナル刻印の入ったキーホルダーを作ってみました。

アルミキーホルダーを作る

準備するもの
  • アルミ線(6mm)
  • アルファベットポンチ
  • ハンマー
  • ピンバイス
  • 二重リング

アルミキーホルダーの作り方

アルミ線を適当な長さに切ります。

切ったアルミ線をハンマーで叩きます。

公園で新緑のなか、黙々とアルミ線を叩いていると、とても清々しいです。

 

叩き終えて、平らになった面に刻印を打ちます。

刻印された文字の中にクレヨンを埋め込み、周りの汚れを拭き取ります。

ピンバイスで二重リングを通す穴を開けます。

二重リングを通し、鍵を取り付けたら出来上がりです。

気分転換

「ノマド生活」はこういうことができるから良いですよね。

サラリーマン生活だと、気分転換に公園に行って何かを作ることはできません。

収入の不安からくる一瞬の焦りはありますが、結局、そういう不安はこうした気分転換で吹き飛ばしてしまうことができます。

さらに、完成した作品をヤフオクやメルカリに出品すれば、売れるかもしれないという「夢」を見ることができます。

そうして本当に売れたものがいくつかあります。

売れたものは「ノマド生活」のライフワークとして時間を割いて作るようにしています。
そうした時間が「ノマド生活」の1日の時間を占めていくことになります。

好きなことで気分転換をすることが「ノマド生活」につながっていく。
これは、とても幸せなことだと思います。

好きなことが生活になるということは、人生、好きなことをして暮らしているということです。「ノマド生活」は、収入の多い人しかできないものではないのです。稼げないからできないのでもなく、稼げるからできるというものでもありません

何でも「ノマド生活」に結び付けて考えられるかどうかということが重要です。

たかが、気分転換。されど、気分転換。

気分転換ひとつとってみても、サラリーマンの気分転換とは違います。