アクセスが集まるページを作りたい!
そのためには、いろいろなツールを使い、いろいろなテクニックをWEBページに仕掛けないと、アクセスは増えません。
最初、私は、とにかく記事を量産すればよいと思い、約900記事を2年間かけて書きまくりましたが、1日のアクセスは200程度でした。
最近、キーワードや見出し、共起後を意識しながら、すでに投稿した記事をリライトし始めました。すると、すぐに1日のアクセス400程度まで上がってきました。
そんな経験に基づき言えることは、検索エンジンに良いWEBページだと判断をされるような書き方をすることが重要だということです。
別ページとなりますが、お読みいただければと思います。
けれども、読んだだけでは良く分らないと思います。
そこで、WEBページを作成するときの基本的な流れをまとめておけば、だれでもマネをするだけで検索エンジンに気に入られるWEBページが完成するのではないか…と、思いつきました。
そんなWEBページを作れば、とにかく記事を量産し続けるという、かつての私のような無駄な時間を過ごさずに済みます。
検索エンジンに好まれるテクニックやルールを細かく説明するページは多く存在します。
けれども、検索エンジンに好まれるWEBページを作る「流れ」をまとめたWEBページは少ないように思います。
「流れ」は基本ですので、基本ができるようになり、理屈を理解できるようになりましたら、他のページでいろいろ学べば進歩も早いと思います。
それでは、早速、WEBページを完成させるまでの流れを順を追って説明したいと思います。
書きたいことをとにかく書く
『ノマド生活』に興味があり、当サイトに訪れていただいた方のほとんどは、現在、サラリーマンという方が多いと思います。
上司、会社、取引先に目標や無理難題を押し付けられ、そうした生活から抜け出したいと思われている方も多いと思います。
時間に縛られ、精神的にも縛られ、ストレスフルな毎日を過ごされていることと思います。
そういう方たちに、書きたいことは何でも書いても良いというと、書くことに困ってしまう人が結構います。普段から、会社や上司に目標を言い渡されている習慣が、受け身人間にしているのだと思います。
お題を与えられないと書けないという状態から抜け出さないといけません。
とにかく、なんでも良いので書き始めてみましょう。
- 上司のこと
- 会社のこと
- 将来のこと
- 将来の不安
- 旅行の思い出 など
内容が多岐に渡っても構わないので、とにかく思いつくまま書いてみましょう。
段落や見出しを付けて読みやすくする
自分の言いたいことをすべて出し尽くしたという感覚になりましたら、文章の土台は完成です。
今度は、読む人が読みやすいように修正をしていきます。
一気に文章を書いていると、主語がなくなりがちです。
まずは「誰が」が分かるように文章中に主語を入れていきます。
また、読む人に寄り添うことも大切です。
例えば「私もそういう時があった。」とか「私も同じ感覚を持ちます。」という文章を入れると、書き手と読み手という境界線が薄まるような気がします。
話のテーマがあちこちに飛ぶこともあると思います。
そういう時は、そういう文章だけをひとまとめにするか「大見出し」でくくります。
例えば、運動会や食事、部活の話とあちこちに話が飛んでいたとしても、「中学時代」とくくることが出来れば、大見出しに「中学時代」を作り、その下に小見出しとして「運動会のこと」「食事について」「部活の話」と3つ作れば、読みやすくなります。
そういう風にして、文章全体を読みやすくします。
全ての要(かなめ)キーワードを設定する
完成した文章が、これまでの人生の失敗談特集だと仮定します。
あなたは、たくさんのヘマをやらかしてきていることをまとめた文章「人生の失敗談特集」を書きあげましたが、ここで書き手から読み手としての視点に切り替えます。
数あるWEBページのなかから、自分の失敗談に目を止めてもらうにはどうするのか?
こうしたことをいろいろ分析します。
人生の失敗談を読んでもらい、元気を出してほしいのか?
人生の失敗談を読んでもらい、いじられたいのか?
人生の失敗談を読んでもらい、仲間意識を持たせたいのか?
例えば、書き上げた「人生の失敗談特集」が、失敗しても必ず何とかなるという内容だとしたら、読み手には元気を与えることが出来ます。
そうなれば、読んだ人には、元気を出してほしいということになります。
では、元気を出してほしい人というのは、「今」どういう状況にあるかというと、会社で叱られたり、恋人とうまくいかなかったりして、元気のない状態の人です。
元気のない状態の人が「元気を出さなくちゃ!」と思い、自分を励ますために見るWEBサイトをどんな言葉を入力して検索するのでしょうか?
元気のない状態の人には、いろいろな元気復活タイプが存在します。
更にどん底に落ちてから這い上がってくる人。
美味しいものを食べて復活する人。
とにかくバカ騒ぎをして忘れる人。
旅行に出かけてリフレッシュする人。
他人と比べて、自分はまだマシだと思い復活する人。
このように、いろいろなタイプの人がいます。
それぞれのタイプにそれぞれの検索の方法があると思います。
「人生の失敗談特集」は、失敗しても必ず何とかなるという内容なので、最後の「他人と比べて、自分はまだマシだと思い復活する人。」に一番マッチするのではないかと思います。
自分よりたくさんの失敗、自分より派手な失敗をしているのに、「今」こうして何とかなっているという内容のあなたの記事を読めば、私なんてまだマシだ!と、元気付けられること間違いありません。
次に「他人と比べて、自分はまだマシだと思い復活する人。」は、あなたの「人生の失敗談特集」をどのように見つけようとするかを考えてみます。
「ひどい失敗」「自分の方がマシ」「他人の失敗」「ネガティブシンキング」「会社辞めたい」「会社行きたくない」「嫌な上司」「ブラック企業」「ダメ人間」「自信喪失」「馬鹿な人」「落ち込む」「私のせいじゃない」「どん底人生」「取り返しのつかない失敗」…など、いろいろな言葉を入力して検索するシーンが思い浮かびます。
けれども、これらの言葉は、あくまでも推測です。
推測なのですが、後々、大変重要になってきますので「他人と比べて、自分はまだマシだと思い復活する人。」の気持ちになりきって、たくさんの言葉を考えてみましょう。
そういう人たちは、自分に元気を与えてくれるWEBページをどんな言葉で検索して見つけるのかをとことん考え抜きましょう。
検索するであろう言葉が出尽くしたら、まず、それらの言葉は、実際にどれくらい検索されているのかを調べてみます。
1か月間にどれだけ検索されたのかを、検索回数で教えてくれるサイトがあります。
aramakijakeというサイトです。
キーワードと書かれたボックスに、先ほどの言葉を入れてチェックしてみます。
「データが見つかりませんでした」と表示された場合、ほとんど検索はされていない言葉だということなので、もし、このように表示されたら、その言葉は無視して大丈夫です。
- 「ひどい失敗」データが見つかりませんでした
- 「自分の方がマシ」データが見つかりませんでした
- 「他人の失敗」データが見つかりませんでした
- 「ネガティブシンキング」データが見つかりませんでした
- 「会社辞めたい」Yahoo! JAPAN 16,281回 Google 13,320回
- 「会社行きたくない」Yahoo! JAPAN 13,311回 Google 10,890回
- 「嫌な上司」Yahoo! JAPAN 3,191回 Google 2,610回
- 「ブラック企業」データが見つかりませんでした
- 「ダメ人間」Yahoo! JAPAN 8,910回 Google 7,290回
- 「自信喪失」Yahoo! JAPAN 1,761回 Google 1,440回
- 「馬鹿な人」データが見つかりませんでした
- 「落ち込む」Yahoo! JAPAN 4,840回 Google 3,960回
- 「私のせいじゃない」データが見つかりませんでした
- 「どん底人生」Yahoo! JAPAN 649回 Google 531回
- 「取り返しのつかない失敗」Yahoo! JAPAN 793回 Google 648回
1か月間で検索された言葉をキーワードに設定するのですが、検索回数が4,000~8,000回の言葉を設定すると良いです。ここでは「流れ」をまとめることに注力したいので、詳しい理由は省きます。
検索回数が4,000~8,000回の言葉は「嫌な上司」「ダメ人間」「落ち込む」です。
「他人と比べて、自分はまだマシだと思い復活する人。」は「嫌な上司」「ダメ人間」「落ち込む」と検索して表示されるあなたの「人生の失敗談特集」というWEBページに目を止めてくれるかもしれないという仮説が生まれました。
あなたの「人生の失敗談特集」を見て、こんなに失敗している人が「今」も平気で生活しているのだから、私なんか全然大丈夫!と元気になってくれるかもしれません。
もちろん「他人と比べて、自分はまだマシだと思い復活する人。」は「嫌な上司」「ダメ人間」「落ち込む」と検索する…というのは、あくまでも推測ですが、その推測に基づいてタイトルも決定していきます。
キーワードをタイトルに入れたキャッチコピーを作る
タイトルには、検索されるであろう言葉を入れる必要があります。
この例でいうなら、「嫌な上司」「ダメ人間」「落ち込む」という言葉をタイトルに入れる必要があります。
ちなみに、検索されるであろう言葉というのが「キーワード」と呼ばれているものです。
「嫌な上司」「ダメ人間」「落ち込む」どれでも良いので1つ選び、タイトルを考えます。その時、キーワードは一番最初に持ってくるのが良いです。
つい、クリックしたくなるタイトルを考えましょう。
例えば「落ち込む」をキーワードにしたのなら…
落ち込むな!私の人生失敗だらけ。私に比べたらあなたの失敗なんか。
とか、いかがでしょうか?
「他人と比べて、自分はまだマシだと思い復活する人。」はクリックしたくなると思いませんか?(※タイトルは32文字程度に収めると検索エンジンに好かれます。)
文章を最終校正(キーワードと共起語の出現率)
キーワードに「落ち込む」を選んだことで、文章も最後のブラシアップをする必要が出てきました。
検索エンジンは、タイトルに含まれるキーワードが文章内に2~4%ほど出現しているWEBページを好みます。
つまり「人生の失敗談特集」をもう一度読み返し、加筆しながら「落ち込む」という言葉を文章内2~4%に散りばめるという作業をしていきます。
たとえば「そんなに落ち込む人要は無い。」という文章をどこかに加筆すれば「落ち込む」というキーワードが入っていることに加えて、読む人に寄り添った文章になるので、検索エンジンにも読み手にも好感度がアップします。
実は、キーワードの他に「共起語」というものがあります。
詳しい話は割愛しますが、キーワードを「落ち込む」にしたのなら、共起語検索ツールというサイトで「落ち込む」と入力して検索してみます。
そうすると、「英語」「転職」「フレーズ」「気分」「辞典」「類語」「意味」「気持ち 「辞書」「表現」「関連」「発音」「仕事」「自分」「エージェント」「英会話」「記事」「ネイティブ」 「カテ」「言葉」「回答」「失敗」「使い方」という言葉が表示されます。
共起語というのは、キーワードと一緒に出現する確率の高い言葉のことです。
「落ち込む」をキーワードにして文章を書けば、きっと「英語」「転職」「フレーズ」「気分」「辞典」「類語」「意味」「気持ち」「辞書」「表現」「関連」「発音」「仕事」「自分」「エージェント」「英会話」「記事」「ネイティブ」 「カテ」「言葉」「回答」「失敗」「使い方」といった言葉も登場するのが普通だと、この共起後検索ツールは指摘しています。
これは、世の中のWEBページから導き出しています。
検索エンジンは、内容のあるWEBページならキーワードに準じた共起語も自然と出現しているはずだという独自の採点基準を持っています。そのため、キーワードと共起語がしっかり含まれていないWEBページは、良いページではないと判断します。
結果的に、検索表示順位が上がらなくなります。
けれども、自分の書いた本文と関係のない共起語は無理に文章内に入れる必要はありません。
逆に、「転職」「気分」「気持ち」「表現」「仕事」「自分」「失敗」という言葉は「人生の失敗談特集」に登場させやすい言葉だと思います。そういう言葉は、この中から2つほど選び、文章内に散りばめます。
検索エンジンは、キーワードに準ずる共起語が文章内に1~2%ほど出現しているWEBページを好みます。
キーワードと共起語の出現率を意識して加筆を行い、最終的な文章のブラシアップを行います。
- タイトルに含まれるキーワードが文章内に2~4%ほど出現
- キーワードに準ずる共起語が文章内に1~2%ほど出現
キーワードや共起語が文章中に何%含まれるのかを確認できるツールがあります。
SEOチェキ!というツールです。
最終的な文章のブラシアップを終えたら、記事を公開します。
公開した記事のURLをコピーしてSEOチェキ!URLと書かれた横のボックスにペーストしてチェックボタンをクリックします。
ページが表示されたら、キーワード出現頻度チェックの部分を見てください。
URLの横のボックスには、先ほどペーストしたURLが入っているはずですので、そのまま横のチェックボタンをクリックします。
ズラっと、使われている言葉と頻度が表示されたと思います。
この数字を頼りに、キーワードなら文章内に2~4%ほど出現、キーワードに準ずる共起語なら文章内に1~2%ほど出現を意識して文章を整えていきます。
検索表示順位とリライト(文章の書き直し)
検索エンジンに好まれる書き方をしながら、文章を読みやすく、自分の言いたいことも存分に書いたWEBページを公開したら、3か月ほど放っておきます。
3か月後にキーワードで検索して、自分のWEBページの順位を確認します。
その後、定期的に表示結果の順位を確認します。
もし、検索表示順位が上がってこなければ、キーワードの設定が悪いという可能性が出てきます。
キーワード設定は、”「人生の失敗談特集」を見てくれる人のタイプ。”の想定が間違っていたか、深堀が足りなかったのかもしれません。※「ペルソナ」の設定間違い。
ここで初めて登場した言葉ですが、「ペルソナ」は、WEBページを作るとき、誰に見て欲しいかを考えます。その「誰」にあたる部分が「ペルソナ」です。「ペルソナ」については別ページで詳しく説明します。
3か月後以降も検索表示順位が上がってこなければ、キーワードの設定かペルソナの変更を検討する必要があります。
キーワード、ペルソナの再設定に伴い、いろいろな変更が生まれます。
- タイトルの変更
- 新しいキーワードを盛り込んだ文章に修正
- 新しいキーワードに準ずる共起語を盛り込んだ文章に修正
- の出現率や共起語をも変わってきます。
全ての修正が終わったら、3か月後に様子を見ます。
この繰り返しとなります。
人に読まれるWEBページを作るということは、検索エンジンに好まれるWEBページを作るということです。そのための「流れ」をご紹介いたしました。
みなさまのお役に立てれば幸いです。