私は、シンプルで使いやすい「Google Chrome」というウラウザが好きです。
ほかのブラウザには、広告やニュースなどが表示され「検索する」というシンプルなマウス運びができないものもあるため、最近では「Google Chrome」一択となってきています。
利用者の知りたいことに対して、欲しい答えが記載されているWEBページを高速でリスト表示すること。
利用者の欲しい答えが記載されているかどうかを判断するのは「検索エンジン」とか「検索ロボット」と呼ばれています。
近年、ますます賢くなり、内容が薄くて分かりにくいWEBページは、利用者にとって良くないページと判断されるようになり、検索順位が下げられる傾向にあります。
逆に、内容があり、分かりやすいWEBページを作れば、検索順位は上がります。
内容を分かりやすくするためには、ルールがあります。
このルールに基づいてWEBページの構成を考えれば、検索エンジンとの相性は抜群に良くなります。検索順位も上がりますので、どうぞ参考にしてください。
※この方法は、ワードプレスなどでブログ形式の記事を書く人向けのものです。
キーワードと見出し、共起語、出現率を意識する
極論、文章が下手でも検索エンジンに好まれれば、検索表示順位は上がります。
検索エンジンに好まれる構成ルールを、これからお伝えいたします。
最後に、図式で説明していますので、それだけをマネしても効果はあると思います。
キーワードの設定
自分が書こうとする題材が決まれば、そのWEBページは、どんな人に向けて書くのかもイメージができているはずです。
私は『ノマド生活』について記事を書くとき、『ノマド生活』に憧れる人をイメージしています。そして、『ノマド生活』に憧れる人は、どんな言葉でネット検索するのかを考えます。
キーワードとは、検索されるであろう言葉のことです。
先ほどの例で話を続けさせていただくと…
『ノマド生活』に憧れる人は、「ノマド」とか「ノマドワーカー」といった言葉で検索して、表示されたWEBページを訪れ、ノマド的な働き方やノマドの仕事内容を調べるだろうと考えました。
そこでキーワードを「ノマド生活」「ノマド」「ノマドワーカー」としました。
ブログ的な記事を作るとき、必ずタイトルが必要になります。タイトルには必ずキーワードを入れるようにします。そして、キーワードは、できるだけタイトルの最初(頭)に入れるようにします。
見出しの使い方
見出しには、<h2>、<h3>、<h4>…といった種類があります。
- <h2>は大見出し
- <h3>は小見出し
- <h4>は項目的な見出し
こんな感じでそれぞれの見出しをイメージすると良いと思います。
実は、<h1>という見出しがあります。
先ほどキーワードを盛り込んだタイトルが、<h1>見出しとなります。
<h1>見出しは、ひとつのWEBページに1つしか設定しないのがルールです。
文章の構成として望ましいのは、キーワードを盛り込んだタイトル(<h1>見出し)の文章を<h2>の大見出しでうけるようにすることです。
このページを例にとると…
タイトルは「検索エンジンに上位表示してもらうためのページの作り方」です。
それを<h2>の大見出しは「キーワードと見出し、共起語、出現率を意識する」としてうけています。
『うける』というニュアンスが難しいのですが、<h1>と<h2>の内容が呼応するような関係にあると、検索エンジンは喜びます。
このページの場合でいうと…
<h1>「検索エンジンに上位表示してもらうためのページの作り方」
<h2>「キーワードと見出し、共起語、出現率を意識する」
となっていて、<h1>と<h2>の内容が呼応しています。
ページに訪れる人の感覚としては「検索エンジンに上位表示してもらうためのページの作り方」というタイトルに惹かれ、クリックした結果、次の見出しに「キーワードと見出し、共起語、出現率を意識する」という答えが掲載されているので、とても読みやすくなるのです。
共起語(きょうきご)を使う
共起語という言葉を初めて耳にする方も多いと思います。
これは何かといいますと、WEBページを作る前にキーワードを設定しました。
そして、そのキーワードをタイトルに埋め込み、見出しを作り、記事を書くのですが、キーワードに関する記事を書くと、必ず一緒に出てくる言葉があります。
先ほどの例では「ノマド生活」「ノマド」「ノマドワーカー」をキーワードとしました。
このようなキーワードをタイトルに使用した記事の内容には、大抵、「仕事」「ワーカー」「仕事」「働き方」「場所」「時間」「旅行」「カフェ」といった言葉が使われるようです。これは「共起語検索ツール」で調べることが出来ます。
タイトルに「ノマド」があるのなら、検索エンジンは「仕事」「ワーカー」「仕事」「働き方」「場所」「時間」「旅行」「カフェ」といった共起語が入っているのが自然だと判断します。
共起語がない場合、検索エンジンは、WEBページの内容が薄いと判断するようです。
何が何でも共起語を入れようとすると、文章としては、不自然になります。
無理をせず、使えそうな共起語を文章のなかに散りばめるように工夫すると、検索エンジンに好かれます。
キーワードと共起語の出現率を意識する
キーワードは、2%~4%。共起語は、1%~2%。
この割合でWEBページ内に言葉を散りばめる。
むやみやたらとキーワードや共起語を使うと、文章が簡潔でなくなり、論点がズレてしまいます。なによりも、読み手が、理解しやすい文章を書くことが大切です。
WEBページの記事作成に慣れてきたら、キーワードと共起語を意識して作ると、記事のボリュームが増し、内容もよくなります。キーワードと共起語が適度に含まれた文章は、検索エンジンに好印象を与えます。
また、ボリュームのあるページも検索エンジンには好まれるので、一石二鳥です。
検索エンジンが好む文章ボリュームは、3,000文字以上です。
実際、WEBページを書き終えたら、どんな言葉がどれくらいあるのかを確認してみると良いと思います。ボリュームのあるページでも「SEOチェキ」で確認できます。
検索エンジンが好むWEBページ構成図
ワードプレスにはディスクリプションというボックスがあります。
そのディスクリプションボックスには、”タイトルに対する答えをこのようにまとめています。”という概要(要約)を記載します。
まとめ
どんなに上手な文章でも検索エンジンに好かれないページは検索順位が上がりません。
特に、広告収入やアフリエイト収入を得ようとするのなら、作ったWEBページを見てもらえなければ何も始まりません。
- タイトルにキーワードが入っている
- <h2>タグでタイトルに対する答えの見出しが書かれている
- キーワードと共起語が文章全体に散りばめられている
- 内容にボリュームがある
最初は慣れませんが、だんだん慣れてくると自然に文章を書けるようになります。
そして、ボリュームが増え、読みごたえのあるページを作ることが出来ます。
それらが積み重なり、サイト全体の検索順位も上がっていきます。
このページが、お役に立てば幸いです。